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福島第一原子力発電所の状況(1月25日現在)

2013年1月25日(金) 21時52分
 東京電力が1月25日午後4時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。

※1号機使用済燃料プールのスキマサージタンクに消防ポンプ車により水を補給するため、1月24日午後1時54分から午後2時22分にかけて1号機使用済燃料プール代替冷却系を停止。なお、運転再開時の使用済燃料プール温度は、冷却停止時の10.0度のままで変化なし。

(1号機使用済燃料プールのスキマサージタンクに水を補給する際は、通常、ろ過水配管から水を補給するが、1月19日発生したろ過水配管ヘッダに取り付けられた弁からの漏えいにより、ろ過水配管元弁を閉止しているため、消防ポンプ車を用いてスキマサージタンクへ水の補給を実施)

また、消防ポンプ車によるスキマサージタンクへの水の補給時に、1号機原子炉建屋大物搬入口内の補給配管フランジ部より補給水(ろ過水)が漏えい。漏えい量は約2リットル(約2m×1m×深さ微小)であり、スキマサージタンクへ水の補給を停止することにより漏えいは停止。

1月25日、当該漏えい箇所の修理が完了したことから、消防ポンプ車によりスキマサージタンクへ水を補給するため、同日午後2時42分から午後3時5分の間、1号機使用済燃料プール代替冷却系の運転を停止。なお、運転再開時の使用済燃料プール温度は、冷却停止時の10.5度のままで変化なし。また、当該漏えい箇所についても異常がないことを確認。

※1月19日午後1時15分頃、旧水処理建屋内に設置している使用済燃料プール水補給 用ろ過水ヘッダの弁本体よりろ過水が霧状に漏えいしていることを当社社員が発見。漏れた水の範囲は、発見時、約1m×約1mで建屋の中にとどまっており、建屋外への漏えいはない。漏えい停止に向けた対応として、ろ過水配管上流側の弁を閉めたことにより、現在は1秒に2滴ほどの漏えい量となっている。また、漏えい箇所である、ろ過水ヘッダの弁本体を確認したところ、弁本体に亀裂が生じていることを確認。

その後の調査の結果、当該弁は建屋内に設置されているものの、震災の影響による建屋外壁等の破損により設置環境が屋外と同等になっていること、また、当該弁および当該弁付近の配管に保温材が敷設されていなかったことから、配管内の水の凍結による膨張により、弁本体の破損に至ったものと推定。当該弁および当該弁が設置されている配管は、今後使用する予定がないことから、当該弁を取り外して上流側のフランジに閉止板取付を実施するとともに、凍結防止のため保温材取付を実施。これにより水の滴下は停止。今後、当該弁の状況確認および同建屋内の弁への保温材取付を実施する予定。なお、使用済燃料プールへの水補給には影響なし。

※1月24日、除染装置薬液タンク水張り配管フランジ部(レジューサのタンク側フランジ部)のガスケットを交換後、消火栓水(ろ過水)によるリークチェックを行っていたところ、同日午後3時10分頃に当該レジューサからろ過水が漏えいしていることを当社社員が発見。その後、消火栓元弁の閉止により漏えいは停止。なお、漏えい量は約20リットル(約3m×約3m×深さ約2mm)であり、漏えい水は薬液タンクの堰内に留まっている。また、当該レジューサに割れが確認されており、保温が無かったことから、凍結して割れが入ったものと推定。今後、当該レジューサを補修するとともに、保温材取付を実施する予定。

《編集部》

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