ジャラハニーとマリーハニーの違いは?どっちがおすすめ?生ハチミツの効果や選び方、食べ方、気をつけることを調べてみた!

最近話題の生ハチミツをご存知ですか?
人気のあるマヌカハニーや、ジャラハニー、マリーハニーなどが生ハチミツと呼ばれています。
風邪の予防に効果がある、健康に良いなどのイメージがあるハチミツですが、実は生ハチミツでないとその効果は充分発揮されません。
今回はジャラハニーとマリーハニーの違いや、生ハチミツの効果、生ハチミツの選び方を調べてみたので、興味がある人は読んでくださいね。
ジャラハニーとマリーハニーの違いは?
ジャラハニーとマリーハニーの違いは、主に採取される木です。
ジャラハニーはジャラの木、マリーハニーはマリーの木から採取されたハチミツです。
原材料である花が違うので、味も違います。
ジャラハニーは、カラメルや黒蜜のような風味で、マリーハニーと比べると少しトロッとしています。
マリーハニーはサラサラしたハチミツで、さっぱりとした味です。クセがなく、食べやすいですよ。
ジャラハニーとマリーハニーの効能はかなり似ています。どんな効能があるのかは、次の項目でくわしく説明させていただきますね。
ジャラハニーとマリーハニーの効果は?
ジャラハニーとマリーハニー、どんな効果があるのでしょうか。
ジャラハニーの効果は?
ジャラハニーは西オーストラリアでしか育たないジャラの木から採れるハツミチです。なんと、ジャラの花は2年に1度しか咲かないので、それだけで希少価値があります。
高い抗菌作用
消毒液と同じぐらいの抗菌作用があり、ウイルスや菌から私たちの体を守ってくれます。他にも、口内炎を治してくれたり、胃がんの原因であるピロリ菌を除去してくれる作用があります。そして、動脈硬化や心筋梗塞の予防効果もあるんです。
活性酸素を除去
細胞を傷つけて、老化やがん、生活習慣病を引き起こす活性酸素から、私たちの体を守ってくれます。
活性酸素の主な原因はストレスや生活習慣、紫外線、大気汚染です。肌が酸化すると、コラーゲンやエラスチンなどの肌に大切なたんぱく質の生成を妨げて、シミ、シワ、たるみなどを引き起こします。
活性酸素を除去してくれる抗酸化作用は年と共に減っていきます。生ハチミツを食べて美肌を維持したいですね!
骨粗しょう症の予防
こちらも年齢と共に減ってくる骨密度。生ハチミツに含まれるフラボノイドが骨を壊す細胞を抑えて、骨代謝のバランスを整えてくれるので、骨密度が上昇することが2012年にマレーシアで行なわれた研究で分かっています。
スキンケア効果
ハチミツには高い保湿効果があります。ハチミツ成分入りのリップクリームが売られていますよね。他にもハチミツ成分入りのボディクリームなどもあります。ハチミツに含まれる成分が肌の潤いを保ってくれるからです。ワセリンと同じぐらいの保湿ができるそうですよ。
他にも、ハチミツには亜鉛が含まれていて、肌の新陳代謝を活発にしてくれます。そして、ナイアシンが肌の炎症などを抑えて、美肌をキープしてくれますよ。
生活習慣病の予防
ジャラハニーは血糖値を上げにくい低GI食品で、食後の血糖値の上昇を和らげたりコレステロール値を改善してくれる効果があります。砂糖の代わりにジャラハニーを使えば、ダイエット中でも甘いものが楽しめますね!
腸活の効果
ハチミツに含まれるオリゴ糖は善玉菌のエサです。なので、善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれます。ジャラハニーはなんと100度の高温や胃酸にも耐えることができるそうです。なので、生きたままオリゴ糖を腸まで届けてくれます。
腸は第二の脳と呼ばれていて、腸内環境が整うと、自律神経のバランスが取れる、肌荒れ予防や免疫力アップ、そして良質な睡眠が取れる、集中力が高まる、ストレス解消など私たちの健康には欠かせない臓器です。
マリーハニーの効果は?
マリーハニーはオーストラリアの原住民アボリジニーの人たちが「薬の木」と呼ぶほど、効果があるマリーの木から採取したハチミツです。ハチミツの女王と呼ばれています。
抗菌作用
マリーハニーも、ジャラハニーと同様に菌やウイルスを抑制してくれます。怪我をした部位に塗ると、ガンジタ菌や黄色状ブドウ球菌などを殺菌してくれ、傷の治癒を早めてくれたり、皮膚の炎症を抑えてくれる効果があります。
腸内環境の改善
生ハチミツには普通のハチミツより多くのオリゴ糖や麦芽糖が含まれています。それが腸まで届き、腸内の善玉菌を増やしてくれます。そして、腸内環境が良くなり、美肌効果やストレス解消効果、ダイエット効果、睡眠不足解消効果などさまざまな良いことを引き起こしてくれるのです。
生活習慣病予防
マリーハニーも低GI食品です。なので、血糖値の上昇を抑えてくれ、糖尿病などの生活習慣病の予防になります。ヨーグルトを食前に食べると血糖値が抑えられるので、食前にマリーハニーをかけたヨーグルトを食べるのもいいですね!
ジャラハニーもマリーハニーも効果はほぼ同じです。違いは味と価格だと思います。やはり、2年に1度しか咲かないジャラの木から取れるジャラハニーの方が値段は高いです。
ジャラハニーとマリーハニーの選び方は?
世界中で生ハチミツの偽物が出回っているそうです。
純正の生ハチミツではなく、サトウキビやコーンシュガーなどの砂糖やシロップを混ぜて量を増やし、純正の生ハチミツと同じ値段で売られています。世界で売られているハチミツの8割が偽物だという調査結果もあります。
ジャラハニーやマリーハニーの原産地であるオーストラリアでも、スーパーなどで販売されているハチミツの18%が偽物なんだそうです!びっくりですよね。
偽物を買ってしまわないためには、何に気をつければいいのでしょうか。
生ハチミツの選び方は?
TAと記載されたものを選ぶ
ジャラハニーやマリーハニーには抗菌効果の指数、TAと記載されています。TAはTotal Activityの略で、どれぐらい抗菌効果があるか書かれてあります。TA10+、TA20+、TA30+、TA40+と表示されており、数値が高くなるほど抗菌力が高いです。そしてもちろん数値が高くなるほど高価になります。最初は20ぐらいから購入してみてはいかがでしょうか。
原産地をチェックする
ジャラハニーとマリーハニーは西オーストラリアのみで製造されているので、原産地に「オーストラリア産」と記載されているものを選びましょう。そして「西オーストラリアジャラハニー優良製造組合」「HACCP」と記載されているものを選んでください。
HACCPは製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法で、国連の国連食糧農業機関と世界保健機関の合同機関である食品規格で国際的に認められた食品という意味です。安心ですよね。
オーガニックマークをチェックする
オーガニックマークがある製品は、製造工程や工場、純度などすべてがチェックされているオーストラリアの厳しい審査に合格した製品ということです。きちんと審査されている製品なら安心して購入できますね。
加熱処理をチェックする
生ハチミツでは加熱すると抗菌力やビタミン、ミネラルなどの栄養素がなくなってしまいます。ハチミツの生産効率をあげるために加熱するそうですが、そうすると生ハチミツではなくなり、せっかくの効能がなくなってしまうのです。必ず生ハチミツかどうかを確認しましょう!
健康のために、とせっかく購入した生ハチミツが偽物だったら悲しいですよね。そんなことにならないためにも、必ず上記の項目をチェックしてくださいね!
ジャラハニーとマリーハニーはどちらが良い?
似た効能を持つジャラハニーとマリーハニー。どちらが良いのでしょうか。口コミを調べてみました!
ジャラハニーの口コミは?
愛用して7、8年です。この間、発熱のある風邪は皆無、軽い歯周病が完治という効果です。
偽物が日本でも多くなり始めました。
やはり偽物が出回っているようですね・・
のどが痛い時に舐めるとすぐ治ります。この蜂蜜を知る前は、のどがはれあがって、しょっちゅう病院に行っていましたが今は行くこともありません。すごく助かります。
コロナにも腹痛にも風邪にもマヌカハニーは有効だと信じています。マヌカハニーと同様の効果があるそうなので、嬉しいです。透明感のある、まるで水あめのようなハニーはいかにも健康に良さそうです。
生蜂蜜の効果効能を実感しています。本当は日本蜜蜂を守り増やすためには、日本蜜蜂の生蜂蜜を購入したいのですが、日本中が環境汚染されている状況の中で、本物のオーガニックを入手することは至難の業です。
お味は上品な黒糖風味で、少しの酸味がさっぱりとした後味として感じられ、とても気に入りました。
これを毎朝スプーンで一口!
旦那は疲れがたまると、ヘルペスできてたりしてまきたが、この蜂蜜舐め始めて一年ちょっと、ヘルペス出来なくなりました。が、今回なんか、、味が変?(TT)なんか、ゴムを溶かしてるのを食べてるみたいで、凄く美味しくないです。。なんででしょう。。。ショックです。。
喉が痛くなるとマヌカハニーをスプーン1パイ舐めます(+30)。大体酷くならずに痛みが消えます。
味は正直私の好みではありませんでしたが、薬のつもりで購入したので、ありかなと思っています。有れば、やはりマヌカハニーを選択します。
やはり、味の好みがあるようですね。効果はとても良さそうです!
引用 : メディジャラ
マリーハニーの口コミは?
抜群のハチミツです!非加熱ハチミツを何種類も買い求め、非加熱ハチミツコレクターと化しておりますが、こちらはピカイチです。食べたときの身体の感じがスンッとして、ほかのものにはない感覚があります。人それぞれ、好き嫌いはあると思いますが、わたしには抜群に合うようです。
自然の味がします。濃厚で栄養たっぷりと言う感じですが、高いので、風邪引いたときや喉が痛い時用に使おうと思います。
ジャラハニーの後で試しに購入。
ジャラハニーに比べると、やや植物っぽい香りがして、粘度も低くあっさりした味わい。
リピートしたいかと問われると微妙。
やはりジャラハニーの方が良いかな。
体に良さそうだけど匂いが好きではない。
不味くはない。たぶん健康にもいいんだろう。だが、この もったりした黒糖?のようなコクが慣れない(黒糖が苦手)。美味しい!とまではならないが食べられないよ!って味じゃない。普通に食べれます。
次はジャラハニーにチャレンジしてみたいです。
やはりこちらも味の好みがありますね。
引用 : Amazon
効果はほぼ同じなので、お口に合う生ハチミツを探してみてください!
ジャラハニーとマリーハニーの食べ方や気をつけることは?
生ハチミツは毎日大さじ1杯食べると効果があります。食べ過ぎには注意ですが、料理で砂糖の代わりに使うこともおすすめです。
おすすめの食べ方は?
そのまま食べる
そのまま舐めたり、フルーツやヨーグルトにかけるといいですよ。加熱すると効果がなくなってしまうので、気をつけてくださいね。
就寝前に食べる
寝る1時間前に食べると、眠りにつきやすくなる効果があります。腸内環境が良くなり、寝ている間に成長ホルモンが分泌され、体脂肪が燃焼されたり、肌がきれいになります。睡眠不足も解消されるので、日中のパフォーマンスが向上します。
気をつけることは?
アレルギー
あまりないのですが、ハチミツアレルギーのある人は食べる際、気をつけてください。
コリン
ミツバチの唾液成分、コリンが蕁麻疹、くしゃみ、鼻水、口の周りや口内の痒みを引き起こすことがあります。生ハチミツだと、通常のハチミツよりも起こりやすくなるそうです。
ハチ毒
ハチの針にある毒のことです。ハチに刺された経験がある人は、ハチ毒アレルギーになります。そして、ハチミツに含まれる少しの量のハチ毒でもアレルギーを起こすことがあるそうです。
花粉
花粉症の人が、ハチミツに含まれた花粉を食べてしまうと、アレルギーを起こすことがあります。日本で売られているハチミツでは、キク科の花の花粉症が多いそうです。しかし、アレルギーが起こる確率はとても低いそうなので安心してくださいね。
ボツリヌス菌
ハチミツにはボツリヌス菌という菌が含まれています。それをまだ胃腸がじゅうぶんに発達していない赤ちゃんが食べると、乳児ボツリヌス症を発症してしまう恐れがあります。なんとアメリカでは毎年100例以上発生しているそうです。
ボツリヌス菌を赤ちゃんが食べると、ボツリヌス菌が腸内で増えて毒素を出します。そして、ほ乳力の低下や便秘、表情の喪失、首のすわりが悪くなるなどの脱力状態、泣き声の変化などの症状が起こります。治療を行なえば治癒しますが、まれに悪化して亡くなってしまうこともあります。
ハチミツは1歳を過ぎてからあげてくださいね。ハチミツが入った飲み物やお菓子にも注意です。
まとめ
ジャラハニーとマリーハニーについて調べてみました!
両方とも高い抗菌抗ウイルスがあるので、コロナウイルス撃退にもぴったりですね!
ジャラハニーは希少価値があるのでマリーハニーよりも高価です。マリーハニーは毎年採取することができるので、ジャラハニーやマヌカハニーよりも安いです。なので、お試しでマリーハニーを買ってみるのもいいかも知れませんね。
生ハチミツは普通のハチミツよりも高価ですが、うれしい効果がたくさんあります。
味は人それぞれの好みなので、お気に入りの生ハチミツを探してみてくださいね。