登園拒否?!運動会の練習が厳しい幼稚園、そんな時に親が知っておくべき子供への対処法!絶対後悔しない、幼稚園選び4つのポイント


運動会の練習が厳しくて、登園拒否…(涙)



運動会の練習が嫌で、行きたくないと言われたら、親はどう対処すべき?



幼稚園の運動会練習が思ってた以上に厳しくて戸惑う、これって普通なの?



後悔しない幼稚園の選び方って?
こんなお悩みありませんか?
それならこの記事が役に立ちます。
なぜなら、私には3人子供がいますが、全員同じ幼稚園には入園させませんでした。
引っ越しが理由で幼稚園を変えたのですが、
長男を『厳しい幼稚園』に入れて後悔した経験から、引っ越し先での幼稚園は、次男三男を『自由な雰囲気の園』に入れました。
どちらも経験した立場から正直な感想をお伝えしていきたいと思います。
- 幼稚園の運動会の練習が嫌で登園拒否した時の対処がわかってスッキリ!
- 運動会の練習が厳しい私立幼稚園とそうでない公立幼稚園の違いがわかって納得!
- 後悔しない幼稚園の選び方のポイントがわかり安心!
という状態になります。
急にお子さんが登園拒否をした場合でも、きっとあなたは冷静に対応できるようになります。
また、転園や、幼稚園を選ぶ際、後悔しないためのポイントを知ることで、
親子ともに、楽しい幼稚園の3年間を送れるようになるでしょう!
運動会の鼓笛やダンスの練習が厳しい…「幼稚園に行きたくない」と言い出した場合、親はどう対処するべき?


あなたのお子さんは、
今までは普通に幼稚園に通っていたのに、急に『行きたくない…』という状態になったこと、ありませんか?
行事の際に、立派なパフォーマンスを披露する私立幼稚園においては、運動会などの行事の前になると、自分の子供に限らず、登園拒否をする子を見かけることもあるでしょう。
何を隠そう、我が家の長男もそうでした。楽器が苦手で、運動会の前になるとスクールバスに乗る時に大泣きしていました。
もし、あなたのお子さんが、運動会の練習が嫌で、幼稚園に行きたくないと泣いて嫌がった時、どう対処したら良いのでしょうか?
対処法をあらかじめ知っておくと、冷静に対応できると思います。
子供の話をよく聞く
子供が幼稚園に行きたくないと言い出した場合は、まず、
この時、質問攻めにするのではなく、子供の気持ちを肯定しながら、何を望んでいるのか?どうして欲しいのか?を少しずつ探っていきましょう。
たとえば、幼稚園児が運動会の練習が嫌になる原因としては次のようなものがあります。
- 『みんなと同じようにダンスが踊れないから嫌』
- 『大きな声で怒鳴る先生が怖くて嫌』
- 『楽器が上手にできないから嫌』
- 『自由遊びの時間が減って、面白くない』
- 『毎日運動会の練習ばかりなので疲れてしまうから嫌』
など、それぞれ子供によって違います。
みんなと同じようにできず、自信をなくしているかもしれません。
あるいは、いつも笑顔の先生が、練習になると厳しくなるので、怖いと感じている場合もあります。
このように、理由は子供によってそれぞれです。
まず、初めに親がすべきことは、子供の気持ちに寄り添い、よく聞いて、幼稚園に行きたくなくなった原因を探ることがポイントです。
原因を取り除く
そして次に、子供が行きたくない原因を突き止めたら、それぞれの場合に応じて、原因を取り除いてあげましょう。
3つの場合に分けて、それぞれ対策を考えてみました。
まずは、1つ目に、
①子供が自信を無くしている場合
子供が、みんなと同じようにできないと言って、



僕はみんなより下手くそだから…
など、自信をなくしている場合は、子どもに対して、自分の能力を信じてもらうような言葉をかけてみましょう。
たとえば、



〇〇君なら絶対できる。ママは、練習したら絶対にできるようになると信じているよ、一緒に練習してみよう
とか、練習したら、「お箸が上手に持てるようになった」、「絵が上手に描けるようになった」、など過去の成功体験を思い出してもらうのも一つの方法です。
そして、日常生活のちょっとしたことでもたくさん褒めてあげてください。
大好きなお父さん、お母さんに励ましてもらえたら、『自分はやればできるんだ!』といった自己肯定感が上がり、運動会の練習にも前向きな気持ちになれるかもしれません。
次に二つ目としては、
②練習が嫌いな場合



ダンスや鼓笛があまり好きではない…
練習が嫌い、楽しくないし、やりたくない。
というように、自由に遊ぶのは好きだけど、練習となると、強制的にやらされていると感じてしまっているような場合です。
これは男の子に多いパターンです。
それなら、
たとえば…
ゲーム感覚で、
「ここまで出来たら、ご褒美の飴をゲット!」
とか、
車や家の中で、ダンスの曲を流して、親子で一緒に歌ってみるのも一つの方法です。
または、
ちょっと下手なふりをしてあげて、『お母さんにダンス教えて欲しいな。』『楽器はどうやって演奏するの?教えて!』とお願いすると、得意になって教えてくれるかもしれません。
子供が『楽しい』と思えるようにするには、親が一緒に楽しんでみるのが、意外と効果的ですよ。
③先生が厳しい、または怖くて嫌だという場合
この場合は、先生と話し合うことです。
先生にも思いがあって厳しくしている場合がありますし、先生と子供の両方の意見をそれぞれしっかり聞いて状況を把握することが大切です。
また、子供が先生を信頼していない場合は、先生との信頼関係を築くために、先生と子供と親で、定期的に話し合うことも必要かもしれません。
親としても、行動を起こすのに勇気がいりますが、先生も園児全員を見なければならないので、一人一人の子供に時間を割いて相手をしてあげられない場合もあります。
伝えることで、先生、親、子供の相互の理解が深まり、信頼関係が築けると思います。
もし、若い新人の先生であれば、園長先生を含めて一緒に話あうのも良いですね。
以上が、運動会の練習が嫌で、子供が幼稚園に行きたくないという場合の、親がすべき対処法になります。
もし、この対処法を実践し、運動会の厳しい練習を乗り越えることができれば、成功体験として、子供も自信がつき、成長することができるでしょう。
一方で、親としてできる限りの事は試してみた。でも、簡単には解決できない場合もあるかもしれません。
子供や状況によって条件は違います。原因もさまざま。



やっぱりうちの子にはこの幼稚園が向いてないのかも?
こんな風に思う親御さんもいるかもしれませんよね。
『人前に出るのが苦手』、『引っ込み思案』というお子さんには、そもそも行事に力を入れている幼稚園は、行事前になると、登園が辛く感じるかもしれません。
中には、厳しい練習をさせない、のびのびとさせる教育方針の幼稚園もあるのも事実です。
『転園を考えた方が良い?』
『公立の幼稚園はそんなに厳しくないって聞くけどどうなの?』
という疑問について、次の項でまとめてみました。
なぜ、幼稚園の運動会では、園児に厳しく練習させるのか?幼稚園選びの際に知っておくべき、私立幼稚園と公立幼稚園の違い


運動会などの行事に向けて厳しい練習をする幼稚園とそうでない幼稚園がありますね?
幼稚園には、公立と私立に分かれていて、厳しい練習をする幼稚園は私立幼稚園に多いと思います。
一方、公立幼稚園はそこまで力を入れて練習していないと聞きますが、両者はどんな違いがあるのでしょうか?
私立幼稚園の場合
幼稚園は、園長先生によって、教育方針や教育内容が大きく異なります。園長先生が行事を立派に行うことを重要視している場合、その幼稚園は、練習などを厳しく行うでしょう。
一般的に、私立幼稚園では、集団の中で、子供が自分の能力を最大限に発揮できるように、厳しい練習を行います。
学習面でも、小学校に上がる前に集団行動を行う上でのしつけや、読み書きなども教えたり、遊び以外に教育に力を入れている園がほとんどです。
実際のところ、行事などで幼稚園児に厳しい練習をさせる背景には、、運動会などの行事で素晴らしいパフォーマンスを行い、入園してもらうため、親にアピールする目的もあるようです。
うちの幼稚園はすごく運動会の練習が厳しい。子どもによってはプレッシャーを感じるくらい。練習は絶対親は見てはいけない。そんな感じだから、運動会の練習が始まると子どもたちは疲れてヘトヘトで帰ってくる。
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一方で、
公立幼稚園の場合
公立幼稚園は、園長先生や保育士も定期的に異動がありますし、教育方針など、園長が変わるたびに変更することがあります。また、私立幼稚園と比べて、保育時間も短く、決まり事も多くありません。
どちらかというと、公立幼稚園は、子どもたちが自由に遊びながら学ぶことを重視しています。
運動会などの行事の際は、私立幼稚園よりも、子供たちや状況に合わせて、できる範囲で練習を行っているようです。
以上が、ざっくりとした、私立幼稚園と公立幼稚園の違いになります。
一方、
我が家は引っ越しが理由で、二つの幼稚園を経験しました。
どちらも私立幼稚園だったにも関わらず、全くちがう雰囲気の幼稚園でした。
特に園長先生のカラーが幼稚園の教育方針や雰囲気に大きく反映されているように、私は感じます。
まず、長男を入れた幼稚園はいわゆる、厳しい幼稚園で、運動会では年長さんが『鼓笛』を行い、素晴らしいパフォーマンスが運動会の目玉で、地域でも評判の幼稚園。
一方、次男三男が通った幼稚園は、子供の意思を尊重する幼稚園でしたので、厳しい練習は行いません。運動会も長男の幼稚園と比べると、ゆるい雰囲気は否めません。派手さもありません。
ですが、やりたい放題やっていいというわけではなく、良いこと悪いことを遊びの中から教えてくれて、集団の中で行動するときのルールがちゃんと身につく幼稚園でした。
今思えば、長男は厳しい練習で泣いていたこともあり、当時、親としては複雑な気持ちもありました。
次男三男が入った幼稚園に、長男も通うことができていたなら、もっと伸び伸びとした幼稚園生活が送れたのではないか?
と、少し後悔しているのが正直なところです。
このように、私立幼稚園でも園長先生によって教育方針が違いますし、また私立と公立ではさらに大きな違いがある場合もあります。
もし、あなたが、転園や、幼稚園選びで悩んでいるなら、
お子さんは今、幼稚園に楽しく通えていますか?
親が幼稚園の方針に納得できていますか?
いったん立ち止まって、もう一度考えてみてください。
そこで、次の項では、後悔してからでは遅い、あなたが知っておくべき『幼稚園の選び方の優先すべき4つのポイント』をまとめてみました。
絶対後悔しないための、幼稚園の選び方!優先すべき4つの大切なポイントとは?


『運動会の練習が厳しくて登園拒否…』
これは、寄り添う親にとっても辛いことですね。
親が決めて入園させた幼稚園が子供にとって辛い場所となってしまわないように、慎重に幼稚園を選ぶ必要があります。
ここでは、あなたが後悔しないために幼稚園選びの上で優先すべきポイントを4つご紹介します。
【ポイント①】子供の性質に合わせて選ぶ
まず、
自分の子供の性格などを把握し、子供が一番必要とする環境であるかどうか
が大切です。
たとえば、運動が得意な子なら、広い園庭で運動などのアクティビティをたくさん行う幼稚園が良いでしょう。
海外に興味があるなら、インターナショナルスクールと交流がある幼稚園などもおすすめです。
自由遊びが好きな子なら、行事で厳しい練習を行う園ではなく、自由遊びの時間が多い幼稚園にすると良いでしょう。
私立幼稚園であっても、大きく特徴が異なるので、子供の性質に合わせて選ぶことが、一つ目のポイントです。
【ポイント②】幼稚園の教育方針などを確認
次に、二つ目のポイントとして、
幼稚園の教育方針を確認しましょう。
教育方針が自分の子どもに合っているかはとても重要なポイントです。3年間楽しく登園できるかの鍵でもあります。
子供だけでなく、親にとっても重要です。
親が、幼稚園の教育方針に納得して入園を決めないと、後でトラブルになる場合もありますし、こんなはずじゃなかったと後悔する結果にもなりかねません。
【ポイント③】園長、保育士、スタッフの雰囲気
また、
園で子供と関わるスタッフの雰囲気も重要
です。
経験があるかどうかではなく、子どもたちに親しみを持って接しているか、平等に愛情を持って接してくれているか、などを説明会や見学する際に注目してみましょう。
先生方の子供たちへの接し方次第では、子供が、明るく楽しく毎日を過ごせるかどうかの大切なポイントにもなります。
【ポイント④】家からの距離
最後に、
家からの距離を考慮しましょう。
子どもを送り迎えするのが容易な家からの距離にあるか、子どもが安全に通園できるかどうかも、意外と重要です。
これは親だけに限らず、子供は毎日通うわけですから、通園に時間がかかると、園児の場合、嫌気がさしてしまうことも。
また、幼稚園の間は、親が園に足を運ぶことは頻繁にありますよね?親子が無理なく3年間を過ごすには大事なポイントです。
以上4つが、後悔しないための幼稚園選びの上で、優先すべき大切なポイントでした。
もちろんあなたが重視するポイントが他にもあるなら、それも考慮してくださいね。
ちなみに、参考までに、
サンケイリビング新聞社のWEBアンケートでは、1位 家からの距離、2位 園の教育方針
株式会社Nextbeatによるアンケート調査では、1位 家からの距離、2位 雰囲気
という結果でした。
いかがでしたか?
入園した後に、


運動会の練習が厳しいからと子供が登園拒否…どうしよう…
別の幼稚園にしておけばよかった……
教育方針や園に対して納得できない部分がある…
こんな思いは抱えたくないですよね?


入園してよかった!
親子の絆が深まったし、良い思い出がたくさんできた
いろいろなことができるようになって自信がついた
そんな3年間を過ごしたくないですか?
『近所の人が通っているから…』
『親が勧めるから』
『行事などが素晴らしく、評判が良い幼稚園だから』
このような、周りの情報に惑わされず、ここでお伝えした、幼稚園選びで、優先すべき大切なポイント4つ(子供の性質、教育方針、スタッフの雰囲気、家からの距離)をぜひ取り入れて、選んでみてください。
そして、もし、お子さんが運動会の練習が厳しくて登園拒否している場合は、ここでお伝えした対処法を試してみてください。
親子で乗り越えることができれば、きっとお子さんは成長した姿を見せてくれるでしょう。
親子にとって素敵な、後悔のない幼稚園生活が送れますように!