社会人におすすめTOEIC勉強法とは?超シンプル、TOEIC初心者が「まずやるべきこと」はたった3つだけ!『すきま時間』勉強法

働きながらだと、忙しくてTOEICの勉強ができるか不安

TOEICのスコアがなかなか上がらず、やる気がなくなってきた…

社会人にはどんなTOEICの勉強法がおすすめか知りたい

こんなお悩みありませんか?

その悩みを解決する方法は、ズバリ「すきま時間を有効に使うこと」です。

もしかしてあなたは、TOEICのために毎日1、2時間まとまった時間が必要だと思い込んでいませんか?

だとしたら朗報です。なぜなら、1日5分でも勉強はできるからです。

ちなみに、筆者はTOEIC受験経験者です。最近では4年間、海外在住も経験して、大人になってからも英語学習はずっと継続しています。もちろん、すきま時間学習実践者でもあります!

というわけで、この記事では、
社会人で忙しいあなたでも、『すきま時間』を有効活用して、楽しく英語の勉強を続けていくコツをご紹介していきます。

あなたがこの記事を読み終えた後には、
  • TOEICスコアアップのための、効果的な勉強法がわかり、やる気が出た!
  • まず何から始めなければいけないのかわかってスッキリ!

という状態になります!

効率よく勉強して、TOEICハイスコアを獲得し、キャリアアップしちゃいましょう!

目次

実はこんなにたくさんメリットが!社会人にTOEIC受験をおすすめする理由

これからTOEICを受けようとする人の中には、

会社からTOEICを受けるように言われた

仕事で英語を使わなければならない…

3ヵ月に一度の受験がノルマなのがしんどい TOEIC600点越えるまでこの無限受験ループ

https://twitter.com/stringspring777/status/1532537102550061057

など、仕方なく受験…という人も少なからずいることでしょう。そういった場合、なかなかモチベーションが上がらないということも…

でも、実は社会人がTOEICを受験するメリットって意外とあるんです!

どのようなものがあるのか、具体的に見ていきましょう。

海外赴任など、仕事の幅が広がる

TOEICでハイスコアを取ると、海外取引先とのやりとりを任されたり、海外事業部への配属や海外赴任のチャンスを手にする可能性が格段に上がるでしょう。

海外に工場や支社を持つ会社の多くは、TOEICのスコアを海外赴任や海外主張の基準に設けていることもあります。

もしあなたが仕事の幅を広げたい、スキルアップしたいと感じているなら、TOEICでハイスコアを取ることは、新たなチャンスを掴むきっかけにもなり得ます。

昇進、昇格につながる!年収アップも?!

最近では、TOEICは、主に大企業で、昇進や昇格の判断基準としても使われるようになっています。TOEICのスコアが役職に必要なスキルとして設定されている場合もあるようです。

また、企業によってはTOEICのスコアに応じて手当や報奨金の制度を導入していることも。

あなたの会社はどうですか?これを機会に会社のTOEICの制度を確認してみるのも良いですね!TOEICの勉強をするモチベーションにつながります。

転職時にすごく有利

中途採用の人材には、即戦力が求められますよね?

現在はどの企業でもビジネス英語が使える人材は歓迎されます。TOEICのような認知度の高い試験を受けていると、転職時にも大変有利です。

転職する業界や企業にもよりますが、高いスコアであればあるほど、強いアピールポイントになります。

どうですか?やる気が湧いてきましたか?

このようにTOEICはあなたのキャリアアップを後押ししてくれる存在なんです!

でも、そうは言っても、

学生の時英語苦手だったし…

英語から離れてしばらく経っているし、忘れてしまっている

忙しくて勉強の時間なんて取れないよ…

という人も多いはず。社会人ならではの悩みですよね?不安な気持ち、よくわかります。私も英語学習にはブランクがありました。

でも大丈夫です!次に紹介することを実践すれば、TOEICの勉強に対する不安は無くなり、前向きな気持ちになれますよ!

忙しい社会人やTOEIC初心者が「まずやるべきこと」は超シンプルでカンタン。

さっそく見ていきましょう!

超シンプル、TOEIC初心者が「まずやるべきこと」はたった3つだけ!

英検は学生の時受けてきたけど、社会人になって初めてTOEICを受ける人も多いはず。

TOEICを受けたいけど、まず何から始めていいかわからない…

勉強時間もなかなか確保できないし、不安な気持ちもよくわかります。

ですが、心配することはありません!

TOEIC初心者は、これから紹介していくポイントだけをおさえてけばOKです!

【まずやるべきこと①】自分の英語の実力はどれくらい?現状把握から

英語から離れていた期間が長ければ長いほど、英語に苦手意識を持ってしまったり、漠然とした不安を抱えてしまっている場合があります。

まずTOEICを受ける前にするべきことは、

自分の英語レベルを確認しましょう

TOEICは毎回出題形式が同じくパートごとに分かれていますし、レベルも毎回ほぼ同じです。

どんな人も、とりあえず、TOEICの公式問題を本番と同じ時間設定で一度解いてみることをおすすめします。

すると自分の現在のスコアが分かり、目指すべきスコアもわかります。

また、自分の苦手分野がどこなのかも把握できますね。

【まずやるべきこと②】目指す目標を設定

さあ、自分の実力を把握できたら次は、目標設定です。

あまりに高すぎる目標を設定すると、挫折しやすくなります。そこで、忙しい大人や社会人は、

少し頑張れば届きそうなスコアを設定するのがおすすめです。

会社からスコア目標を設定されている場合や、転職先の採用基準にスコア目標がある場合、そのスコアを目標にしましょう。

参考までに、英検とTOEIC平均スコアを下の表にまとめました。

スクロールできます
英検TOEIC平均スコア
準1級732
2級517
準2級392
3級365
引用元:PRESENCE「英検とTOEICを比較」

TOEICが難しすぎて解けなかったという人は、英検の合格級から目標を設定するのもアリです。

すでに英検を学生の時に受けていて、合格した級がわかっている場合は、こちらを参考に目標設定すると良いでしょう。

【まずやるべきこと③】ざっくりとした学習計画、スケジュールを立てる

次に、TOEIC受験日から逆算して、

ものすごく大まかに計画を立てましょう。

社会人は忙しいので細かく計画を立ててもその通りにいかないことも多く、それがストレスになってしまうことも。

まずはざっくりとした計画で十分です!

例えば、
テストまで半年あるとすると、
最初の2カ月は基本的な単語と文法を覚える。3カ月目以降は、実践的な問題演習に切り替える。リスニングは移動時間だけで勉強する

という具合です。

ここでお伝えした、たったこの3つのことをするだけで、ただ漠然と勉強を始めるよりも「今の自分には何が必要なのか?」がわかり、回り道をすることなく、最短で目標のスコアに辿り着くことができます。

さあ、ここまでできたら、

次の項目では、効率よくスコアを上げるために、TOEICと英検の出題傾向を見てみましょう。

TOEICは、英検のようにレベル毎にテストが分かれていないので、毎回難易度が同じで、出題傾向もあります。

なので、抑えておくべきポイントさえ知っていれば、「やるべき対策」、「やらなくても良い対策」が見えてきます。

『TOEICの特徴』英検とどこが違う?このポイントだけ抑えておけば、最短でスコアアップ

ここでは、分野毎に英検と比較しながらTOEIC対策における、抑えておくべきポイントをご紹介します。

でも難しいことはありません!分野毎のポイントがわかっていれば、対策もシンプルです。

単語

  • TOEIC:テスト問題がレベル分けされていないので、初心者には難しく感じることもあります。単語は、中学高校レベルは最低限覚えるようにしましょう。
  • 英検:級ごとに英単語のレベルが違います。級ごとに単語帳なども販売されていますので、対策しやすいでしょう。

TOEICは毎回、試験問題のレベルを統一している関係で、単語レベルは毎回同じくらいで、バラツキが少ない。
さらに、TOEICはビジネス用英単語というわけではなく、日常的に使う単語が多いです。
英検準1級保持者によると、準1級の単語レベルより、TOEICの方が簡単だという声もありました。
TOEICの単語練習無料アプリもありますので、単語に関してはアプリを使うのも効果的です。

文法

  • TOEIC:パート1〜7まで7部構成になっており、パート5で文法に関する問題が30問出題されます。
  • 英検:文法に関する問題はそれほど出ません。大問1で、文法そのものの知識を問う問題が3題程度です。

TOEICは毎回30問の文法問題が出ます。
自分のレベルに合った文法書を1冊完成させるのがおすすめです。パート5用の問題集もたくさん出ていますので、それを何冊もやるのではなく、一冊をじっくり繰り返しやってみてください。
TOEICには傾向がありますので、実際に問題演習を積みながら文法の対策を行った方が点数アップに向けて効率が良いです。

社会人の英語の勉強は、無理なく少しずつがポイントです!

リーディング 読解

  • TOEIC:大量の文章を素早く読む力が問われます。リーディングパートは時間との戦い
  • 英検:文章量自体は多くありませんが、一文ごとにしっかり考えないと読むことができないように作られています。丁寧に文章を読み解く力が試されます。

TOEICは、英検よりもボリュームのある読解問題が毎回出題されます。
でも、時間内に読み終わらない人続出なので、焦る必要はありません。それにTOEICは構文もシンプルなので、日頃から簡単な英文を速く読む練習をしておきましょう。

リスニング

  • TOEIC:TOEICリスニングは、100問
  • 英検:英検の場合、問題数は27問程度

TOEICのリスニングは、その他のセクションと比べて、急いで問題を解く必要がないため、高得点が取りやすいです。
対策としては、ただ聞き流すのではなく、スクリプトを見てオーバーラッピングやシャドーイングはぜひ取り入れてみてください。自分がどの部分が聞き取れていなかったかが明確にわかります。
TOEICのリスニングで高得点を狙うなら、英検準2級レベルは最低でも必要です。英検公式サイトに過去問が無料で配布されていますので、TOEICのリスニング対策にも活用してみてくださいね。

スピーキング

  • TOEIC: L&Rテストの試験内容は、スピーキングはありません。
  • 英検:3級以上の級では二次試験として面接あり

TOEICでは、スピーキングのテストがないため、スピーキングの対策をする必要がありません!忙しい社会人がTOEIC対策する上で、ホッと安心できる点になるでしょう。

いかがですか?

どんな内容のテストかがわかってきたと思います。やるべき対策は見えてきましたね?

TOEICは英検と比べて出題数が多く時間内に解き終わるのは大変ですが、出題パターンが明確なので慣れていけば解答スピードが上がります。

TOEICは時間との勝負にもなりますので、勉強をする際は、一つ、時間を決めて解くということを念頭に置いておくと良いでしょう。

では今までお伝えしてきたことを踏まえて、

忙しい社会人でも、『すきま時間』を有効に使った勉強方法をまとめてみましたので、一挙ご紹介していきたいと思います。

毎日ほんの少しの『すきま時間』を使うだけでスコアアップ!おすすめ勉強法紹介

ではここで、社会人の英語学習者は、1日どれぐらい、勉強しているのでしょうか?

アンケート結果を見てみましょう。

日本でTOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が、ビジネスパーソン男女500人にアンケートした結果によると、

英語学習者の一週間の学習時間は、半数が2時間未満だった


引用元:国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)

という事がわかりました。このように、英語学習をしている社会人は、

1日あたり、20分以下が半数という結果となっているようです。

ご存じのように、本気でスコアアップを望むのであれば、1日20分では足りません。最低でも1日1時間は勉強時間を確保したいものです。

毎日そんな時間なんて確保できないよ…

ですよね…その気持ち、本当によくわかります。

でも、実は、意外と1日のすきま時間を探してみると、合計約1時間、確保することもできてしまうんです!

知らないと損!『すきま時間』学習のススメ

忙しいとは言っても、日常に探せばちょっとした時間があるはずです。その時間をTOEICスコアアップのために有効活用してみましょう!

忙しい大人が、無理なく楽しく毎日、英語学習を継続させるには『すきま学習』が最適です!

ここでは、通勤時間、昼休み、お風呂時間、寝る直前をとりあげてみました。

通勤時間

まず通勤時間のおすすめの勉強を紹介します。

通勤時間は、耳が空いているので、リスニングと単語学習がおすすめです。もし、電車通勤で座席に座れる場合は、リーディングも可能でしょう。

  • 電車内:リーディング・リスニング・単語学習
  • 運転中:単語学習・リスニング
  • 歩いている時:単語学習・リスニング

リスニングは、イヤホンをつければ、通勤時間に限らず、移動時間ならどこでもできます。

車通勤の方は、声が出せるのであればシャドーイングも取り入れるとより効果的です。TOEICのテストはスピーキングがありませんが、英語学習にはぜひ、声に出すことを心がけてください。

声に出すのはちょっと…というお気持ち、わかります。でも自分の欠点が見えてくるし、定着度が段違いです。リスニング力もアップしますし、実際に自分が発音できないものは、聞き取れませんから。

また、単語学習は、電車通勤であれば本を使うのも可能ですし、もちろんアプリを使うのも良いでしょう。通勤時間が短い人は、新しい単語を覚えるよりは、復習をメインにすると効果的です。

昼休みの休憩時間

もし、昼休みに10分、20分デスクで勉強する時間が取れるなら、パート別対策として、時間制限のある問題を解いてみてください。

昼休み、リラックスしたいというのであれば、洋楽をイヤホンで聞いたり、英語の映画や動画をみるのも良いでしょう。大切なのは、常に英語に触れている状況を作ることです。

お風呂時間

え?お風呂?と驚かれたかもしれませんよね?実は湯船に浸かっている時間に勉強できるんです!

ワイヤレスイヤホンをして、その上から落ちないようにイヤーキャップをします。

そして、携帯も防水のカバーをつければ、リスニングや単語学習など意外とできることが多いんです!

私は湯船に浸かる時間の英語学習が一番好きで、何年も続けています。

お風呂時間、勉強はしたくないという人は、好きな映画だったり動画を英語で聞いてみましょう。その積み重ねが、あなたのリスニング力や単語力を向上させてくれます。

社会人なら、毎日ニュースをチェックしますよね?それをBBCやCNNニュースで視聴するのも一つの提案です。映像があれば、意外と意味が理解できたりするものです。

寝る前の5分、10分

寝る直前まで学習したくないという方もいるでしょうし、ブルーライトは睡眠を妨げるとも言われています。

ですが、ここでおすすめしたいのは、目を使わず、耳からの学習です。

英語中級以上の方にとっては、睡眠学習も効果があるといわれています。

寝てしまった後は覚えていないでしょうけど、寝る直前までの記憶は残りますので、可能であれば、聞き流しのCDやYouTubeなどを使って、リスニングや単語の学習をしてみるのも良いでしょう。

リラックスしてリスニングできますし、目からの情報もカットできるので、リスニングに集中できます。

ただし、この方法は英語を聞き慣れていない初心者には向きません。ある程度英語が聞き取れるようになった人向けの対策になります。

少しの時間も無駄にしたくないという努力家さんにおすすめの方法ですよ。

すきま時間を使って英語学習している人のツイート

とにかく、スマホとイヤホンさえあれば、英語はいつでもどこでもできるということです。

特に、日本に住んでいると、英語に触れる時間がとても少ないと感じます。なので、工夫して英語に触れる時間を少しでも長く作るようにしましょう。TOEICのリスニングは100問です!リスニングパートの攻略は、スコアアップにおいてかなり重要になってきます。

休日などのまとまった時間も上手に活用!

休日は、TOEIC対策をまとめてするにもってこいです。

せっかくなので、おしゃれなカフェに行ったり、静かな図書館で勉強するのも良いでしょう。

休日とは言え、ダラダラ長時間勉強するのではなく、限られた時間で集中して勉強するのがスコアアップの鍵になります。

休日にやるべきことは、
  • 本番と同じ時間設定で問題集を解く練習
  • 平日昼休みなどにやった問題集の復習
  • 苦手分野の克服
  • 弱点を洗い出し、平日のすきま時間で行うべき対策を考える
    (例えば、文法問題が苦手だとわかったので、昼休み時間は文法問題に切り替えるなど)

このように休日は平日のすきま時間では出来ないこと、少し時間がかかる作業に使いましょう。

忙しい社会人のTOEIC対策は、とにかく少ない時間をどう使うか、そして無理なく楽しみながら続けられるかがポイントです。

どうでしたか?この記事が、あなたのTOEICスコアアップの一助になれたら幸いです。

忙しい中でも『すきま時間』をうまく活用してみてください。きっと近い将来、あなたの目標は達成できているでしょう!

  • URLをコピーしました!
目次